ここまで、神霊という、目には見えない大いなる存在についての話をしてきました。
しかし、この種の事柄について話をする時、その説明には、
おのずと限界があるということも、十分に承知しています。
「コーヒーを飲んだことのない人に、コーヒーの味を言葉で説明することはできない」という
例え話があります。このことについて、ある賢者が語った一節になぞらえて、
神霊の話を締めくくりたいと思います。
「自分は、全てを知っていると思っている人は、何も学びません。
また、問題に疑いと抵抗を持ってのぞむ人も、ほとんど何も学びません。
そういう人にあまり希望はありません。しかし、何ごとにも心を開いて取り組み、
自分の成長と安らぎと幸せになることを喜んで学ぼうとする人は、賢い人です。
私の言うことを全面的に信じなさい、とは言いません。それでは、
あなたの思想の自由を侵害することになるからです。
しかし、私の言うことを疑ったり、抵抗したりしないようにしてほしいと思います。
と言いますのは、そうすることによって、あなたが求めている助けが得られなくなるからです。
あなたにとって、最高にためになる態度は、次のようなものです。
「私は、神霊の言葉に対し、心を開き、中立的な姿勢で、自分が得られるものは、全部吸収しよう。
そして、今現在、私に理解できない事実や、信じられない考え方や、主張があっても、
そうだからといって、それが正しくないとは言えない」
これまでの神霊についての話が、正しいかどうか証明する方法は、ひとつしかありません。
それは、実際に神霊の導きを受けてみることです。
その後で、目には見えない神霊の存在を、あなたの実感として確信することでしょう。
最後までお読み頂き、誠にありがとうございます。
また、私を支えてくださいました、多くの皆様に感謝いたします。
そして、この仕事を、私の天命として与えてくださいました大いなる至高の存在に、
ただただ感謝の念を捧げます。
乙葉